少し前のことですが、吹田市を中心に一部地域で停電があったことは皆さまご記憶でしょうか?
わたくしの住んでおります、吹田市の南側、ばっちりとこの地域にはまっておりまして。朝からプチパニックでした。
エアコンが切れた音で目が覚め。あれ、エアコンつぶれた?どーしよ、などと思いながらまぁのんきに扇風機をつけ(このときはたまたま通電していたようです)再び寝て起きたら。
今度はトイレで突然停電。ぎゃー、トイレがながれない!(オート洗浄はだめですねぇ)
なに?うちだけがおかしいの?ブレーカー落ちた?
と右往左往。
しかし今はありがたいことにスマートフォンというもので情報を確認できる時代です。ということで、大規模停電のことを知りました。状況がわかるというのは本当にありがたいことです。
しかし、ここで悩んだのが冷蔵庫の中身の取り扱いです。保冷剤をとりだして、クーラーバッグに入れるべき?
それともそのままがいいの?
で、それもスマホで調べまして。
ほほー、と思ったのでここでお知らせしようと思います。
まず、第一に、「とにかく開けないこと」が大切とのこと。
開けなければ、冷蔵庫自体の保冷力と、中身がお互いに保冷しあう力によって夏場でも3~5時間くらいは、温度が保たれるそうです。
それから、ここからが非常時対策として知っておいて損はない、と思ったことなのですが。
冷凍室については日ごろからぎちぎちに詰めておくこと。それが節電にもなる、というのです。
これってちょっと意外ですよね。冷蔵室は余裕をもったほうが冷気が効率よく回るので節電になるそうなのですが、逆に冷凍室はぎちぎちに詰めておいた方がいいそうなのです。
というのも、空気にはある程度断熱性があるため、冷凍室の中身同士が接しているほうが、効率よく中のものを凍らせることができる、とのことでした。
もともと我が家は冷凍室はぎちぎち派。ほっと一息ついたのですが、ここでさらなる耳寄り情報。
非常時に備える、という意味では、冷凍食品を多量に詰め込むよりも、ペットボトルに水を一杯に入れ、凍らせておくほうがいい、とのこと。
なるほど、確かに電気が切れてとけてしまうと、冷凍食品って生ものよりも保存性に劣るものもおおいですよね。
その点、水であれば保冷の役目を終え、とけてしまっても普段凍らしていたのなら雑菌が繁殖することもないですから、飲料水として使えますよね。
へぇ、と今まで知らなかった非常時対策を知ることができ、一つ賢くなりました。
それにしても、本当に非常時対策って、できていないものだなぁ、と反省しきりです。半日もたたずに復旧したので、今回は大きな問題は起こりませんでしたが、神戸の震災や東日本大震災、熊本大地震など、こんなに日本各地で災害が起こっているのにも関わらず、なんにもできていない。
これを機に、もう少しちゃんと、災害対策についてかんがえていかなければなぁ、と思った次第です。
担当ーN