朝晩はずいぶんすずしくなり、猛暑にも一区切り、といったところですね。
今回は先日私がインターネットで見て衝撃を受けた記事からご紹介
湿布の副作用で「一生治りません」と診断される
https://ameblo.jp/0163533544/entry-12372008709.html
中身を読むのが面倒という方のために、かいつまんで内容をご紹介しますと。
ちょっと足が痛いな、と思って昔もらって残っていた湿布を貼ってみた。
そして翌日、湿布ははがして外にお出かけ。
すると数日後、足の皮膚がひどいことに!
病院にいってみてもらってたところ「光線過敏症」という病気になっていると判明。
光線過敏症とは光にあたると、その部分の皮膚が炎症を起こすという病気。
そのため皮膚に直接光があたらないようにして生活しなければいけない。
しかも、
「これは一生治らないですよ」
と言われた、という内容でした。
この記事内でも写真が紹介されていましたが、この湿布が患者さんのおうちでもよくみかけるこちら。
自分も打撲やねんざの時にお世話になったことがあります。
このお薬、それだけ広く普及しているということは当然、ちゃんと効果もあって、安全性もある一定の基準で確保された製品です。
でも、お薬にはかならず「副作用」をおこす危険性がついてまわります。
「このお薬は使用上の注意をよく読み、用法、用量をまもり正しくお使いください」
皆さんもCMでもおなじみのこのフレーズ。
それは副作用を起こさないためにはとても大切なことだったのです。
ちなみにこの製品の使用上の注意がこちら。
ご覧のようにちゃんと書いてあります。
「貼り付け部を紫外線にあてると光線過敏症をおこすことがあります。」
しかし、正直!ぶっちゃけ!私もこのことは全然知らずに、この製品のお世話になっていた一人です。
おそらく、湿布を貼っていた部分を光にさらしていたこともあったような気がします。
だって4週間も気を付ける、なんてことをしたおぼえがありません。
幸い副作用をおこすことはありませんでしたが、これは運がよかったとしか言いようがありません。
正しく使えば私たちの体を楽にしてくれるお薬。でもその陰には副作用とい危険性がついてまわっているということ。
普段はわすれてしまっていたことを思い出せてくれた記事でした。
湿布、というとどちらかといえば気軽に使ってしまいがちで、飲み薬とくらべると副作用もなさそうなイメージを勝手に持ってしまっていただけに、大変な状態になってしまうことがある、という事実をしり、衝撃をうけました。
医療人のはしくれとして猛反省です。ちょっと恥ずかしいです。
でももしかしたら私と同じように知らない方もいるかもしれないと思い、ここで誰かの目に留まればその方のお役になてるかも、と恥を忍んでブログに書かせていただきました。
皆様、湿布にかぎらずお薬を使用されるときは、くれぐれも十分に使用上の注意をよく読んでから、ご使用くださいね。
担当ーN