毎年、乳がんと子宮がん検診を受けるようにしています。
いつだったか正確な時期は忘れてしまいましたが、ずいぶん前にマンモグラフィーで白いつぶつぶがみつかり、次の段階の検査であるマンモトーム生検を受けました。
結果はがんではなく石灰化だったのですが、石灰化からがんになる可能性もゼロではないらしく、経過観察をすることになりました。
それまでは市の助成制度を使い、家から近いところで検査を受けていましたが、石灰化をきっかけに、森ノ宮にある「大阪がん循環器病予防センター」で診てもらっています。
マンモグラフィーは痛いから嫌という方もいらっしゃいますが、
私は注射の方が痛い(痛みの種類が違いますが)と思いますし、
10秒以内を4回の撮影なので、それほど苦痛ではありません。
ただ、痛みには個人差があるので、ほんとうに辛いと思う方もいるかもしれません。
けれど、それを耐えてでも検査は受けてほしいと思っています。
1つ目の写真は今日行ったセンターに置いてあった冊子ですが、3ページ目に書いてあったのは・・・
「ご存知でしたか?」
わが国の乳がんは年々増加傾向にあり、年間約53,000人の女性が乳がんになり、
約12,000人の方が亡くなっています。
年齢別にがんによる死因や羅患をみると、40歳~60歳前半は死亡も羅患も
乳がんが第1位になっています。
女性は乳がんが多いとは知っていましたが、
初期なら治ると聞いていたので、
乳がんで亡くなる方が1番多いというのは意外でした。
気がついたときは初期ではなく、進んでいたということだと思います。
今日受けたのは、マンモグラフィー、触診、エコー で、
触診とエコーは丁寧に説明しながら行ってもらえるので、安心感があります。
そして、毎回必ず自己触診のやり方を教わり、「やってくださいね」と言われます。
すみませんm(__)m
私は自己触診の方法はなんとなくわかっているjのですが、ほとんどやっていませんでした。
「毎年ちゃんと検査してるし、大丈夫」と思っていました。反省です。
下の写真は、「乳がんになったおっぱいはこんな感じ」というのが触ってわかるものです。
検査のために着替える更衣室の隣、小さなコーナーに置いてありました。
若いころ、「自分で触ってと言われたって、がんがどんなんかわからんわ」と思っていましたが、
これを何回か触ると、なんとなく雰囲気はわかるようになります。
私のイメージはやわらかいもの(乳房)の中に梅干しの種(がん)がある感じ。
これは検査を受けなくても触ることができますので、
自己触診をされる方はどんな感じか行ってみることをおススメします。
「大阪がん循環器病センター」では毎週ではありませんが、土曜日も検診を行っているそうです。
仕事があるから検診には行けない、という方にも是非行ってもらいたいと思います。
担当—I