2週間ほど前のことですが、12月末に入院された患者さん(女性)のお見舞いに高槻の病院に行ってきました。

初めて行く病院でしたが、偶然その方のご主人と廊下で会うことができ、一緒に病室へ入らせてもらいました。

ちょうどお昼の時間で、職員さんがトレーを持ってこられ食事介助の始まりです。

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右の大きな食器、白いのがおかゆをゼリー状に固めたもの(やわらかいです) 残りの2つがおかずをペースト状やゼリー状にしたものです。

病気や後遺症、高齢のために飲み込む機能が低下すると(嚥下困難)普通の食事を取ることが難しくなります。

その方のレベルに応じて小さく刻んだり、柔らかく炊いたり、ミキサーにかけて食べやすくするのです。訪問先のお宅や病院で見たことがありましたが、ゼリー食を見たのは今回が初めてでした。

会話も難しい状態になり、食事もあまりとらないと聞いていたのですが、この日は職員さんがスプーンでおかずやおかゆを口元に持っていくと、ゆっくりですが口を開け、動かし飲み込むことができていました。完食することもあるそうです。

食事ができるようになると退院が近づくとのことでご主人も喜んでおられました。

担当-I