最近、終活という言葉をよく耳にするようになりました。
調べてみると、「自分の人生の終わりをより良いものとするため、事前に準備する活動」のこと。
その中のひとつに「エンディングノート」があります。 もしものときのために、自分自身や家族のために伝えておきたいことをまとめておくノートのことです。
今は元気 と思っていても、もしものときは突然やってきます。
以前から母親にエンディングノートを書いてほしいと思っていましたが、介護や死ぬことを前提に書くのでなかなか話しづらく、話題にすると「勝手にしてくれていいから」の一言。でもそれでは困るのです。
そんなとき、伯母(母の姉)のところに遊びに行くことになり、いとこと事前に相談して「一緒に楽しくエンディングノートを書いてもらおう!」ことにしました。
大切なのは「楽しく書く」です。
私は伯母と母用に2冊持って行ったのですが、話をすると伯母が「持ってるよ」と。 「おぉ~ おばちゃんすごい!」と喜んだのですが、ほとんど真っ白(笑) よくある話です。
唯一書いてあったのはなんと伯父、伯母の戒名。 生前に戒名をもらってるなんてすごい!! いとこもこのことは知らず、これがわかっただけでも「良かったね~」と。
家族はもちろん、親戚など他の人に想いを伝えるためにも、「本人に書いてもらって残すこと」が大切です。
母と伯母の子供のころの話など、おしゃべりで盛り上がり、書くことはあまり進みませんでしたが、一番聞きたかった「延命、介護、葬儀」について書いてもらえたのでまぁ良かったということに。
母と伯母二人の会話を聞いていて、母親のことで知らないことが多いことに気づきました。エンディングノートをきっかけに、また話を聞きたいと思っています。
担当 I

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