先日、とある講習会の「プレセミナー」に参加してきました。いわゆる本番のセミナーの導入版、という感じのものです。

脳卒中のリハビリを専門に行っている、理学療法士の先生主催の講習会です。

その先生方は今までは少し違うアプローチで脳卒中の方へのリハビリを実際に行っていらっしゃり、それによって今までにリハビリでは得られなかったような効果を実際に上げてらっしゃるそうです。

通常、脳卒中の「麻痺による体の動かしにくさ」へのアプローチは、麻痺して衰えてしまった筋力を増強させるためのトレーニングや、麻痺によって固まってしまった関節の可動域を広げるためのマッサージや運動法、などで行われることがほとんどです。

誤解のないように初めに申し上げます。

これらの方法が間違っているわけではありません。

ですが、これらの方法だけでは、効果が頭打ちになってしまったり、自主的なリハビリの継続が難しく、在宅では現状の機能維持をするので精一杯、ということが起こりやすい、ということは多くのセラピストが感じていることではあります。

私もその中の一人でした。

というわけで、今回は「プレセミナー」でしたが、9月の終わりから3か月間通してこちらの講習会で学んできます。週に1回2時間の短い講習で、どれくらい自分の身につけられるかは未知数ですが、少しでも患者さんのお役に立てられる知識と技術を吸収できるよう、頑張ります!

担当ーN