今月上旬の日曜日に「がん終末期の浮腫のケア」のセミナーに参加しました。
セミナーのタイトルは「がん終末期」となっていましたが、
講義の内容は、浮腫(むくみ)のメカニズムに始まり、浮腫の分類、ケアの実際と
がんだけでなく、浮腫全般にわたっての内容でした。
日頃訪問している患者さんにも、足がむくんでいる方がいらっしゃいます。
これまで、弾性ストッキングを購入された方も何人かいらっしゃいましたが、
このストッキング、とてもきつくて履くのが大変なので、
諦めて使わなくなる方も多いのです。
今回のセミナーでは、なにもしないよりは「ゆるめでも圧迫したほうが良い」と教わりました。
今まで弾性ストッキングや、きちんとした多層包帯法(いろいろな種類の包帯を使って患部を巻いて圧迫)でないとダメと思っていましたが、そうではないのです。
私たちに出来ることは限られていますが、少しでも改善できるよう
今後主治医の先生、看護師さんやご家族に協力できればと思います。
担当-I